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ゲルクリームの誕生

皮膚の仕組みと
水のクリームの関係


皮膚の表面は、汗と油が混ざり合った皮脂膜で覆われています。
この皮脂膜は紫外線などの外的要因から皮膚を守り、皮膚表面にある角質層の水分蒸発も防いでいます。
健康な皮膚は、基底層で分裂した細胞が停滞せず角質層まで移動し、老化角質となって皮膚表面から剥がれるという新陳代謝を繰り返しています。


皮膚の構造


体内から毛穴を通して皮膚、汗腺から脂が出て、皮膚表面でうまく混ざり合い皮膚膜ができます。

そしてわずかですが体内から炭酸ガスも出ています。

また、皮膚膜は角質層の水分を、蒸発しないよう防ぐ防御器官でもあります。

皮膚の構造


表皮の仕組み


基底層で分裂した細胞は、停滞なく角質層まで移動し、皮膚表面からアカとして28日で自然に剥がれていくことを皮膚のターンオーバーといい、この繰り返しが新陳代謝です。

一方、細胞がスムーズに移動できるのは、体液である水分が細胞移動の仲立ちをし、大変重要な役割をしています。

また、肌がしっとり潤っているのは、角質層の20~25%の水分のお陰であり、細胞が角質層へ移動できるのもこの水分があるからです。

表皮の仕組み


トラブルの起きはじめた表皮


皮膚膜は、1/2000mmと云われるくらい薄く取れやすいのです。

シャンプーを頻繁に使う美容師さんや、洗い物の多い主婦の皆様の手などは、皮膚膜が取れやすく修復する間がないので、水分がどんどん蒸発します。

例えばお顔の場合は突っ張りですし、手の場合はモノが掴めず滑りやすい状態になります。

このような時、一般的には化粧水、乳液、保湿クリームを塗り、手にはハンドクリームを塗ります。

トラブルの起きはじめた表皮


誘い出される角質(カサブタ)


そこで、カサブタのような硬い角質層に、外部からたっぷり水を与えます。

つまり、蒸発を防ぐような水をゲル状にしたクリーム、エバメールゲルクリームを塗るということです。

硬い角質層がゲルクリームで潤いを取り戻し、顆粒層と繋がることで細胞が移動できる環境が整備されます。

後は細胞が自力で外に移動しようとするので自然に元の状態に。

誘い出される角質(カサブタ)


細胞移動は、体液、つまり水分を介して移動しています。

皮膚表面が乾燥状態になっている時や、化粧品、ハンドクリームの油分で皮膚表面が覆われている時は、細胞は皮膚表面近くで停滞し、新陳代謝がスムーズに行われません。
すると皮膚は硬くなり、ひび割れを起こしてアカギレになります。
このような状態の皮膚に必要なのは「油」ではなく「水」だと考え、蒸発しにくいゲル状にした水のクリームを開発したのです。

井戸水を汲み上げるポンプが干上がった時、別の水=「呼び水」を上から注ぎ入れてポンプを動かすと水は再び勢いよく出てきます。
エバメールは、肌にもこの原理を応用しています。
肌を潤わせるための呼び水、それがまさにゲルクリームなのです。
エバメールではこれを「角質代謝の呼び水理論」と呼んでいます。

ゲルクリームの誕生